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2006年11月10日 (金)

今も銀河鉄道は走り続ける・・・少年の心の中に・・・

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「ズームカー」関西の鉄道ファンの間ではわりと知られていますが、あまり聞きなれない名称ですね!今、コンビニで手のひらに乗る模型がありますヽ(´ー`)ノ
これは車両の総称。南海電鉄が高野線用に作り出した車両です。(昭和33年より)
南海高野線はふたつの「顔」を持っています。「通勤通学路線」として多客輸送と高速輸送を行う「顔」と、「登山鉄道」という最大50パーミルの急勾配鉄道・・・
過去、このふたつの鉄路(顔)を克服するために、山岳路線と通常路線を別の列車で運転していました。
しかし、私の子どものころには複線高速路線は河内長野市の三日市町にまで延長され、宅地開発もされていました。
この二つの異なる線路にカメラの「ズームレンズ」のように対応し、走行するために誕生したのがこの「ズームカー」です。
21000系と呼ばれるこのノスタルジックな前面の列車は、通常線路では時速100km以上で「急行」としての高速走行の役割を果たし、山岳路線では50パーミルという普通の電車では単独走行できない急勾配を力強く上り下りするのです。

この電車は私が少年時代を過ごした時代の花形でした。
小学校の夏といえば「林間学校」・・・行き先は高野山。
霊山として、空海の地としても有名なこの地は大阪南部からいちばん「銀河に近い地」でもありました。
貸し切り列車でわいわいはしゃぎながら行く林間学校は卒業旅行と並んで、いちばんの思い出でした。
まさに「夏の思い出」そのものがこの列車でした。

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そして小学校を卒業からは・・・「天の川に出会いに行く列車・・・」
電車で行ける天体観測の地、高野山へ運んでくれる列車・・・
この車両の全長は他の通勤車両の20mより短い17m。急カーブを通過するために短く作られた車両。
ですがなんば駅に発車を待つこの列車は、まだ少年の私にとっては「大気圏外航行用宇宙船」に見えました・・・
この列車に乗れば「銀河に出会うことができる・・・」
そして得たものはたくさんの大きな宇宙への夢でした。

K21000b

今ではこの車両は引退し、一畑電鉄や大井川鉄道で走り続けています。
星空のきれいなこの路線でまた走り続けているのです。。。
暑い夏の日、静岡まで会いにでかけてきました。
風鈴がたくさん鳴る古い駅舎に走ってきたこの電車は、小学校の思い出と銀河鉄道の思い出を運んできてくれました。

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今では新しい2000系「新ズームカー」が通勤通学の足として活躍し、険しい山岳路線に挑んでいます。
見かけは今時の銀色の車体ですが、全ての車両に大きなモーターを搭載したこの列車も。。。
かつての昔懐かしい電車に似た「ゴー!」という独特の大きな音で、銀河目指して走り続けています・・・

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コレは・・間違いなく数人は事故っているな(恐怖 日本では考えられないスピードで、人の傍を電車が疾走しています。ぼーっとしていたら、アカン! [続きを読む]

受信: 2006年11月11日 (土) 13時16分

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